どーも、アシモンです!
アキモンです!
ハンバーグ、美味しいですよね。
時々食べたくなって、お家で作ることはありませんか??
でも、生焼けになってしまうのが心配...
この記事では、
- 生焼けのハンバーグを食べた場合のリスクは?
- ハンバーグの中まで火を通す方法は?
- ハンバーグの中まで火が通ったか確認する方法は?
- 煮込みハンバーグのおすすめレシピは?
などの疑問を解消できるように実際の体験を踏まえて情報をまとめました。
煮込みハンバーグは中まで火を通しやすいです!
今回の記事では、生焼けのハンバーグを食べた場合のリスクと中まで火を通す方法について紹介します!
- 生焼けのハンバーグを食べた場合のリスクは?
- ハンバーグの中まで火を通す方法は?
- ハンバーグの中まで火が通ったか確認する方法は?
- 料理初心者には煮込みハンバーグがオススメ!甘々と稲妻参考のおすすめレシピ!
- ハンバーグが生焼けにならないよう中まで火を通すのが大切!
生焼けのハンバーグを食べた場合のリスクは?
生焼けのハンバーグを食べた場合、食中毒の感染リスクが非常に高くなります!
食中毒は最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい病気です。
他にも腹痛、下痢、発熱、嘔吐、血便などの症状が表れます。
一般的にこれらの症状は1週間以内にでると言われています。
万が一生焼けの肉を食べてしまった場合でも1週間で症状が出なければ食中毒の確率は低いようです。
ハンバーグの中まで火を通す方法は?
厚生労働省の情報によると、多くの食中毒菌は75℃で1分以上加熱することで死滅します。
では、どうすればハンバーグの中を75℃で1分以上加熱することができるのでしょうか。
目安は100gで厚さ2cmのハンバーグなら15分以上の加熱
食品安全委員会様にて次のような条件で実験がされています。
参考:https://www.fsc.go.jp/fsciis/survey/show/cho20210040001
- 直径7.5cm、厚さ2cm、重さ100g、常温のハンバーグを使用
- 9段階IHで加熱、火力5で20秒予熱後に90秒加熱、その後は火力2
- 5分加熱後にハンバーグを裏返し、蓋をする
結果、ハンバーグを5分加熱して裏返し、さらに10分加熱することで内部温度が75℃に到達します。
その状態で火を止めると内部が75℃以上の状態が約5分ほど続くとの実験結果が出ていました。
つまり、100gで厚さ2cmのハンバーグだと、両面合わせて15分以上の加熱が目安になります!
火加減は強くしすぎない
15分以上の加熱が必要ですので、火加減を強くしすぎると表面が焦げてしまいます。
上述した実験と同じように、IHであれば火力2くらいで長時間加熱するのがよいでしょう。
ガスの場合は家庭によって違いますが、弱火~弱めの中火くらいが望ましいでしょう!
ハンバーグは薄くするか、分厚いハンバーグほど長時間加熱する
食品安全委員会様のほうでは、他にもいろいろと条件を変えて実験をしてくださっています。
ハンバーグ内部の温度には直径よりも厚さのほうが影響が大きく、厚さを2cmから2.5cmにすると75℃到達までの時間が約5分伸びる結果となっていました。
なるべくハンバーグは薄くするか、分厚いハンバーグの時は長時間加熱するようにしましょう!
蓋は必ずする
そして、一番興味深い実験結果として、蓋をしなかった場合は内部温度が75℃に到達しないという結果になっていました。
蓋をしないとフライパン内部の空気の温度が上がらないため、ハンバーグ内部の温度も上がらなかったようです。
ハンバーグを作る際は必ず蓋をして加熱するようにしましょう!
ハンバーグの中まで火が通ったか確認する方法は?
肉汁の赤身が完全に消失して、透明になっていることを確認する
ハンバーグの内部温度と肉汁の色の関係を実験した論文がありました。
URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience1995/32/4/32_288/_article/-char/ja/
それによると肉汁の赤身が完全に消失して、透明になっていることを確認することで中まで火が通っていることを確認できるとのことです。
ちなみに、おいしさの観点からみてもこの確認方法は使えるようです。
ハンバーグに竹串などを指して、出てきた肉汁が透明になっていることを確認しましょう!
ハンバーグの赤みや焼き色など見た目での判断はNG
ハンバーグが赤くなければ火が通っていると感じる人も多いかと思いますが、これはNGです。
実験により75℃以下でも赤みが消えていることが確認されています。
また、ハンバーグ表面の焼き加減についても、実験によって内部まで火が通っているかの判断は難しいと結論づいています。
必ず肉汁の色でハンバーグの中まで火が通っているか判断するようにしましょう!
料理初心者には煮込みハンバーグがオススメ!甘々と稲妻参考のおすすめレシピ!
ここまでいろいろ説明してきましたが、それでも生焼けが心配な方もいるのではないでしょうか。
生焼けがどうしても心配な方や料理初心者には煮込みハンバーグがオススメです!
焼いて作るハンバーグと違い焦げ付かせずに長時間加熱できるため、時間さえ守れば絶対に生焼けになりません。
ということで、ここからはグルメ漫画「甘々と稲妻」の第3話(1巻参照)を参考にしたおすすめレシピを紹介します。
あくまで参考ですのでより原作に忠実に再現したい方はぜひ原作を読んでみてください!
材料(1人分)
- 牛豚合いびき肉 150g
- 玉ねぎ 1/4個
- 卵 一個
- パン粉 大さじ1
- トマト缶 1/2缶
- 牛乳 大さじ1
- ローリエ 1枚
- 塩 ひとつまみ
- ケチャップ 大さじ1
- 中濃ソース 大さじ1/2
- コンソメスープの素 小さじ1
材料はこんな感じです。
量は原作には書いてなかったので私たちのさじ加減です。
作り方
先に注意、今回は大きめのフライパンしかなかったのでそれを使っていますが、煮込みが甘くなるのでハンバーグのタネがトマト缶ベースのソースに浸る大きさの鍋を使うことをおすすめします。
パン粉を牛乳に浸しておきます。
玉ねぎはみじん切りにしてパン粉と同じボウルに入れます。
挽肉も入れて塩をまぶします。
粘り気が出るまで捏ねて、形を整えたらたたいて空気を抜きます。
中火でハンバーグのタネを焼いていきます。
5分程度で焼き色がついたらひっくり返します。
卵以外の残りの材料を全て入れ、沸騰したら弱火にして20分ほど煮込みます。
ここでフライパンがでかすぎると写真のようにちゃんと煮込めないです...
器に移して、別途作った半熟目玉焼きをのせたら完成!
ハンバーグが生焼けにならないよう中まで火を通すのが大切!
生焼けのハンバーグを食べた場合のリスクと中まで火を通す方法について紹介しましたがいかがでしたか?
- 生焼けのハンバーグを食べると食中毒になる可能性が高く、最悪の場合死に至る
- 必ず蓋をして15分以上を目安に加熱し、肉汁が透明になっていることを確認する
- 料理初心者には煮込みハンバーグがオススメ
まとめるとこのような感じです。
ちょっとの油断が命を危険にさらす食中毒。
ハンバーグを作る時は必ず蓋をして長時間加熱し、生焼けを防ぎましょう!
甘々と稲妻が無料で読める漫画サイト!
煮込みハンバーグの話が読める「甘々と稲妻」コミックス1巻はこちら↓