どーも、アシモンです!
アキモンです!
グルメ漫画「甘々と稲妻」の第54話(11巻収録)を読んでいたら真鯛のかぶら蒸しとすまし汁を作っていました。
かぶら蒸しなんて初めて聞いたし、ましてや作って食べたことがある人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、
- かぶら蒸しとは?
- かぶら蒸しは簡単に作れる?
- かぶら蒸しっておいしいの?
などの疑問を解消できるように実際の体験を踏まえて情報をまとめました。
結論としては、かぶら蒸しは卵白とすりおろしたかぶを混ぜ合わせたものを具材の上にのせて蒸しあげた冬の京料理で、簡単に作れておいしいです!
真鯛のうろこを簡単に処理する方法や、蒸し器がおうちになくてもフライパンで作れる方法も紹介していますのでぜひお付き合いください!
今回の記事では、甘々と稲妻で登場したかぶら蒸しについて紹介します!
- かぶら蒸しとは?冬の京料理?
- 甘々と稲妻参考!真鯛のすまし汁とかぶら蒸しのレシピ 余ったかぶの葉は菜めしご飯に!
- 冬の京料理「かぶら蒸し」を食べた感想
- おまけ:余った真鯛の骨は骨せんべいに!
- 甘々と稲妻のかぶら蒸しはかぶを雪に見立てた冬の京料理!
かぶら蒸しとは?冬の京料理?
卵白とすりおろしたかぶを混ぜ合わせ泡立てたものを具材にのせて蒸しあげ、とろみをつけた出汁をかけた料理をかぶら蒸しといいます。
泡をのせる具材には白身魚などの海鮮がよく用いられるようです。
冬の京料理のひとつで、「甘々と稲妻」の第54話で卵白とすりおろしたかぶを混ぜ合わせたつむぎちゃんが「雪みたい~」と言っていたように、かぶの白さを雪に見立てた上品な見た目が特徴です。
ちなみに「かぶら」とは野菜のかぶの別名です!
京料理とか聞くとめちゃくちゃ難しそうとか、具材が高級そうなどと敷居が高く感じてしまうのですが、実はお家でも簡単に作れちゃうんです!
甘々と稲妻参考!真鯛のすまし汁とかぶら蒸しのレシピ 余ったかぶの葉は菜めしご飯に!
お家でも簡単に作れるということで、グルメ漫画「甘々と稲妻」の第54話(11巻収録)を参考に作ってみました。
「甘々と稲妻」の第54話(11巻収録)では真鯛のすまし汁と、余ったかぶの葉を使った菜めしご飯も作っていたのでこちらも合わせて作りました。
調理時間は全部で1時間ほどかかりましたが、難しい手順はありませんので、ぜひ参考にしてみてください。
材料(2人分)
材料は次の通りです。
真鯛のすまし汁
- 鯛のあら 400g
- 昆布 5×5cm
- 水1L
- 薄口醬油 適量
- 塩 適量
- 酒 少量
真鯛のかぶら蒸し
- 鯛の切り身 200g
- かぶ 2個
- 卵白 1個分
- 塩小さじ1/2
- かつおだし 200cc
- 醤油 小さじ2
- 片栗粉 小さじ2(水小さじ2で溶く)
- わさび 適量
かぶの葉の菜めしご飯
- 白米 1.5合
- かぶの葉 余ったやつ
- 塩 ふたつまみ
- ごま油 お好みで
- 卵黄 1個分
材料の量はこんな感じです。
作り方
真鯛のすまし汁
まずは出汁をとるために鍋に水を張って昆布を入れておきます。
次に鯛のあらをきれいにします。
うろこを取るのが結構大変なので最初に湯引きをします。
熱湯で身に熱が入らない程度に真鯛の表面に熱を加えます。
身の色が少し変わりそうになったらすぐに冷水にさらします。
うろこが簡単に取れるようになるので試してみてください。
香ばしさを出すために真鯛のあらの水気を切ってから塩を振り、軽く焦げ目がつくまでグリルで両面を焼いていきます。
いい感じで真鯛のあらが焼けたら、酒と一緒に鍋に入れて中火にかけます。
沸騰直前で昆布を取り出し、あくをとったら弱火に10分かけます。
沸騰直前で昆布を取り出すのは、ぬめりが汁に溶けださないようにするためです!
器に盛り付けたら完成!
真鯛のかぶら蒸し
まずは株をすり下ろします。
すり下ろせたら水気を切って、卵白を入れてよく混ぜます。
甘々と稲妻のつむぎちゃんも言っていましたが、雪みたいになりますね~。
雪みたいにできたら、真鯛の切り身を食べやすい大きさに切って塩を振っておきます。
さて、ここから蒸していくのですが...
蒸し器が家にないという私達と同じ方に向けて、フライパンで蒸し料理を作る方法を紹介します!
まずは大きめのフライパンに薄めの小皿を写真のように入れて、小皿がギリギリ埋まらない程度に水を入れてください。
大きめのフライパンもないという方は、おすすめのフライパンを紹介していますので参考までに。
そしたら蒸したいものをお皿にのせます。
大きめの平皿に真鯛の切り身をのせ、その上にかぶと卵白を混ぜたものをのせ、フライパンの中の小皿の上に置きます。
蓋をして強火で沸騰させ、沸騰したら中火で10分間蒸していきます。
蒸し終わったら器に移して粗熱をとっておきます。
粗熱をとっている間に餡をつくります。
かつおだしに醤油、みりんをあわせます。
フライパンに入れて一度煮立たせます。
弱火にして水で溶いた片栗粉をいれ、とろみがつくまで火にかけます。
器によそっておいた真鯛の上から餡をかけ、最後にわさびをのせたら完成!
かぶの葉の菜めしご飯
余ったかぶの葉をきれいに洗って小さめに刻み、塩を振ってなじませます。
水気を切ったらお好みでごま油を入れてから白米と混ぜ合わせます。
器によそい、最後に卵黄をのせたら完成!
冬の京料理「かぶら蒸し」を食べた感想
芸術センスがないので見た目がうまくできるかけっこう不安でしたが、想像以上に上手にできた気がします。
菜めしご飯に乗っている鮭とばは、アキモンが趣味で作ったやつですw
それでは真鯛のすまし汁からいただきます。
うわぁ、なんて上品で優しいお味だこと。
真鯛をグリルしてから入れたことで、真鯛の旨味だけでなく香ばしさまでしっかりと汁に溶け込んでいます。
お次はメイン料理である真鯛のかぶら蒸し。
蒸した真鯛の身がほろほろで、スッとかぶの風味が鼻を抜けていく感じがたまらん。
あと、わさびいるのかなとか思っていたのですが、めちゃくちゃ合う!
見た目だけでなく味も上品な料理なんだなぁ。
最後に菜めしご飯。
かぶの葉の塩気と白米の相性は言わずもがな抜群に合います、食が止まらないw
甘々と稲妻ではお祝い料理として真鯛のすまし汁とかぶら蒸し、かぶの葉の菜めしご飯を作っていましたが、真鯛の上品なおいしさはお祝いの席にぴったりかもしれません。
大満足です、ごちそうさまでした!
おまけ:余った真鯛の骨は骨せんべいに!
ちょっとしたおまけです。
甘々と稲妻では作っていなかったのですが、真鯛を丸ごと全部食べたかったので余った真鯛の骨は骨せんべいにしました。
クッキングシートに骨を並べて、電子レンジで3分チン。これを骨が手で簡単に折れるくらいまで繰り返すだけなので簡単です。
パリパリとした食感と適度な塩気、骨からにじみ出る真鯛の旨味が間食に最適なのでぜひやってみてください!
甘々と稲妻のかぶら蒸しはかぶを雪に見立てた冬の京料理!
グルメ漫画「甘々と稲妻」に登場した冬の京料理、かぶら蒸しについて紹介しましたがいかがでしたか?
- かぶら蒸しはかぶの白さを雪に見立てた冬の京料理
- 卵白とかぶを混ぜて具材にのせて蒸すだけで簡単に作れる
- 見た目も味も上品
- 余った骨はレンジで骨せんべいにするのがおすすめ
まとめるとこのような感じです。
甘々と稲妻でもお祝いの日に食べていましたが、上品な見た目と味はお祝いの席にはぴったりです。
見た目の美しさとは裏腹に作り方はシンプルで簡単にできますのでぜひ作ってみてください。
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